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カイシウ『Lucky,Heaet,Strawberry Lips』
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#EXOで妄想 #カイシウ
#Lucky_Heaet_StrawberryLips
※フォロワーさん100人ありがとうございます企画
※日本ツアーオーラス公演からの関空でのカイシウはこんなんだったらいいなぁ妄想
※BL注意/苦情は受け付けておりません
『Lucky,Heart,StrawberryLips』
【Kai Side】
肩を抱いたら、小さくて可愛いハートを指先で作ってペンにあげようとするから、ひょんの愛はペンたちにさえもあげたくない、独り占めしたいとハートを食べるフリをした。
ぱくりっ
「っ// いったっぁっぁぁ!!!!!!」
するりと僕の腕の中から出て行って、指をブンブン振っている。どうやら僕の愛が強すぎたのか(と言っても単に歯が当たってしまっただけだが)食べるフリをした拍子にひょんの可愛い指を噛んでしまったらしい。痛がるひょんに慌ててメンバーが駆け寄ってくる。メンバーにさえも触らせたくなくて、かき分けてひょんに近付き抱きしめた。
「ミンソギひょん、ごめん」
指からは血が出てるわけじゃないけど、もう一度ペンから見えない位置で指先にキスをする。痛みからか、頬が染まるひょんを見つめる。
「可愛い」
「んなっ///」
慌ててまた腕の中から出て行ったひょん。
あのプニッとした指先をもう一度味わってみたいと言ったら、ひょんは怒るだろうか?
【Xiumin Side】
昨日は日本ツアーの打ち上げで、酒を大量に摂取した。浮腫が取れていない気がして、頬を気にするように触れてしまう。空港ではたくさんの報道陣やぺんが待ち受けており、写真に撮られてしまうので気を付けないといけない。こいつはいつでも完璧だなぁと思うのがジョンイナ。眠たそうな表情でさえ様になる。
さっきはまだ酒が残ってるとでも言いたげにふらふらしていると、ジョンイナの背中が目の前にあって、思わず顔を埋めた。フラッシュが光った気がして、条件反射でそちらを向くとガラスの向こうから、たくさんのカメラが構えられていた。こんなところ撮られたら恥ずかしい。そう思って慌ててジョンイナの背中から離れたけど、そのたった数秒の出来事が永遠の幸せに思えた。
列が崩れて、前から隣になったジョンイナ。チラリとジョンイナの顔を見ると、舞台上にいる時とは完全に別人のように幼い表情。何かを必死に動かしている。ぺんにもらったらしい、空港限定のピカチュウみたいだ。ピカチュウと言えば雷を操るポケモンで、ジョンデだなと前にジュンミョニが嬉しそうにポケモントークをしていたのを思い出す。ピカチュウをあまりにも可愛がるその仕草に、なんだかジョンデを可愛がっているような気がしてきて、無言でジョンイナの手からピカチュウを奪う。
???
昨日舞台上で可愛いだなんてからかわれてから、一度も喋っていなかったからか、不思議そうにジョンインが僕の顔色を伺うように見る。
ジョンデごめんと思いながらも、ピカチュウをグニグニ触っているとジョンイナの手が伸びてきて、ピカチュウを取り戻そうとするのか手が触れる。
ピカチュウさえ返さなければ、ずっと触れていられるのかななんて考えてたこと、バレてないといいけど。
【Kai Side】
ひょんに触れたくて、でも昨日舞台上でのやり取り以降気まずくて喋ってない。ひょんの近くをさりげなくキープしてたら、ほんの一瞬背中に温もりを感じた気がする。すぐ離れていったけど、あれはひょんだったらいいなって考える。
次はどうしたらひょんの気を惹けるかななんて、ペンにプレゼントされたピカチュウをグニグニ触って遊んでいた。するとひょんが僕の手から、ピカチュウを奪い取る。同じようにグニグニして、なかなか返してくれない。取り戻そうとした時に、指先が触れ合う。たったそれだけなのに気持ちまで高鳴る。
ひょんは僕の手を交わし、ピカチュウを僕のパンツのベルト通しにくっつけようとする。それをされるがまま、じっと見つめる。僕の位置からはひょんのツムジしか見えないけど、可愛いあの指先を器用に動かしてつけようとしているみたいだ。そうこうしてる間に周りが動いてゾロゾロと移動する。必死につけていたひょんは列が動いていることに気付いていない。チャンスだとばかりにピカチュウを左手で奪い取り、右手でひょんの手をとった。はぐれないようにギュッと力を込める。ひょんが弾けるように顔を上げた。
紅く色付いた頬と潤んだ瞳に飛行機の席は絶対隣をキープするぞと誓った。
【Xiumin Side】
急に手をひかれて、そのままズンズン移動する。ジョンイナに引きづられるような形で登場ゲートまできた。搭乗券を出さなきゃと手を解こうとするも、すごい力で離してくれない。
「ジョンイナ、手、離して」
やっと離してくれたが、ジョンイナの顔は不満そう。どうしたんだろうと思いつつも、急いで航空券を取り出した。
マネージャーから渡された搭乗券に書かれた番号を眺めつつ、飛行機に搭乗する。少し前には美人の客室乗務員さんたちの視線を根こそぎ奪っていくジョンイナ。本人は知らん顔で席を探す。窓際のジョンイナの横にジュンミョニが座ると、僕はその後ろのジョンデの横だった。ジョンイナがおもむろに席を外し、通路側の僕の横に立つ。
「ジョンデひょん、席変わってください」
「えぇっ!もうシートベルトしたし!」
「ひょんこれあげますから!」
ピカチュウのぬいぐるみにジョンデは目を輝かせる。
「これ限定のやつやん!うわぁ!」
「いいから早く!」
喜ぶジョンデのシートベルトを勝手に外し、引っ張って立たせる。ジョンデを通路に放り出すと、僕を窓際に追いやった。
「ちょ、ジョンイナ?!」
「窓際寒いの嫌なんです」
じゃー僕と席を変わるだけで良かったんじゃないかと思いつつも、ジョンデがジュンミョニと楽しそうにポケモントークを繰り広げているところにほっと安心しつつ、長兄として兄さんに無理を言ってはダメだよとたしなめる。
いや、たしなめようとした。
ジョンイナが隣に座って、僕の肩にコトンと頭を乗せた。それだけじゃなく、僕の左手も指を絡ませた手繋ぎにドキリと心臓の音がなる。ただのメンバーなだけで、こんな触れ合いするのか?そして僕はメンバーで弟の男になんでこんなに心を揺さぶられているんだろう。
すぐに寝息が聞こえてきて、肩に掛かる重みが増えた気がした。ジョンデが使っていたブランケットをジョンイナに被せると、急に目の前が真っ暗になる。ジョンイナが僕まで頭からすっぽりブランケットを被せたんだと気付いた時には、ジョンイナの左指で顔をクイっとジョンイナの方に向かされた。寝てなかったのかと言いたいはずなのに至近距離、というかもう距離なんかないぐらいの位置にジョンイナの顔があるからフリーズしてしまう。
「ミンソギひょん、......好きです」
あぁ、それだ。その言葉が僕の気持ちだ。ストレートな告白に僕が伝えたことを言ってくれたんだと認識する。僕は僕がジョンイナに気持ちを伝えた気になって、ジョンイナと繋いでる手を強く握った。
ジョンイナは驚いた顔をしてからフッと笑うと、離陸を告げるアナウンスと共に僕の唇に厚い唇が触れた。
Next...⁈
2015/11/18 #カイシウ リアル設定
#Lucky_Heaet_StrawberryLips
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