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一石
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他人に起こされて目が覚めるのは久しぶりだった。
いつもはかってに目が覚めるから、昨日眠れてなかったのかもしれない。
「明石、そろそろ移動しないと間に合わないぞ」
「わかった」
体を起こして、今度は自分で机を運んだ。
ぼんやりした頭で教科書を引っ張り出して、午後の授業中に寝ようと思ったら眠れなかった。
仕方がないから黒板をぼーっと見てたら、先生がびっくりしたような顔でこっちを見てて目が合った。
なんだろうかと思ったけど、その後はそんなことも無かったから気にしないことにして結局放課後まで起きてた。
なんだかまた藤宮に呼ばれるんじゃないかって思ったけど、放課後になったらすぐに藤宮と矢部と新沼の三人は担任の先生に呼ばれてたから一人で帰った。
帰り道は朝よりも雨の音が小さい気がした。何でだろう。
いつもの場所に着くと、いつも通りドアを開けて部屋に入って横になった。
ベッドでまどろんでると嫌いな人が帰ってきて、そのまま部屋で犯された。
酒を飲んでたみたいで中に三回も出された。
ベッドでやると後始末でシーツを変えなきゃいけないから面倒臭い。
そうこうしてるとどうでも良い人が帰ってきたから晩御飯を作った。
二人が食べ終わるのを待って今日は何か食べようと思ってたら、ご飯を食べ終えた嫌いな人が部屋に来てそのまま風呂に連れていかれた。
「これに着替えなさい」
いつの間に取って来たのか制服を渡される。
「はい」
その場で着替えてたら、下着をつけるなと言われたので一度全裸になって制服を着た。
「終わりました」
「そのままシャワーを浴びろ」
「はい」
お湯を出して頭から被った。
何がしたいのか分からなかったけど、お湯を浴びたらカッターシャツが透けたのに気付いて、何がしたいのか分かった。
「良い子だ、ズボンを下ろして膝のあたりで押さえろ」
「はい」
ベルトを外してズボンを膝のあたりで両手で持ったら、後ろから手が伸びて来てシャワーを止められた。
そのままぴったり抱き着かれて、濡れたシャツに嫌な温度が染みて来た。
尻に汚いものが擦り付けられるのが分かって、慣らさないんだなって漠然と思った。
「折角慣らさねぇでいれんだから、しっかり締めろよ」
めりめりって音が下半身に響いて、一瞬足が浮くぐらい一気に腰を突き上げられた。
声を出すと余計に酷くされるので、奥歯を強く噛んで息がしづらいようにした。
濡れたまま抱き着かれていつも以上に気持ち悪かったけど、一回中に出されたところでどうでも良い人が嫌いな人を呼んだからそこで終わった。
「ちっ、んだよ良いところで。後始末しとけ」
嫌いな人は俺の着てた寝巻で股を拭って、風呂場から出て行った。
風呂場でされるのは後始末が楽で良い。
俺は中のものを掻きだすついでに、自分の風呂もすませて風呂場を出た。
風呂から出た時にはもう空腹を感じて無かったので、そのまま部屋に行って寝ることにした。
寝巻は無いけど布団被ってれば大丈夫かな。
部屋に戻ると後始末をしてなかったことに気付いたけど、乾いてたからそのまま布団にもぐった。
今日はいつもより多くされたからすぐ寝れるかと思ったけど、怒鳴り声が聞こえて来て目が覚めた。
呼ばれたのかと思ってドアの前に立ったけど、二人で怒鳴り合ってる感じだったから様子を見ることにした。
『何であいつが来るんだよっ!お前の実家に居たんじゃねぇのかっ?』
『知らないわよっ!誰かから太一の事聞いたみたいで会いに来るって言ってたわ』
『っざけんなっ!お前が何とかしろっ!』
『一々怒鳴らないでよっ!あなたこそ何とかしなさいよっ、もとはあなたがドジ踏んだんでしょっ!』
・・・ここに誰か来るみたいだ。
俺に会いに来るって事は学校の人じゃないな。誰だろ。
その後も暫く話を聞いてたけど、全然誰の事か分からなかったので寝る事にしてベッドに横になった。
明日も雨だと良いな。
俺は瞼を閉じた。
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