アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
4
-
め、目が合った!!
俺もしかして呪われる!?!?
なんて考えていると、そいつが立ち上がった。
あ、うずくまってたからわかんなかったけど、俺よりだいぶ小さい。
160cmくらいか……?
中学生くらいの男の子に見える。
けど、制服はこの近くの高校のものだから…高校生か。
徐々に近づいてくる男の子に、俺は緊張しながらも確信する。
あ、これおばけじゃないな。
ちゃんと歩いてるし、危険な感じが全くしない。
ほっとしていると、男の子が俺の正面まで歩いて来ていた。
男の子のはずなのに、ずいぶんと可愛らしい顔立ちをしている彼は、俺を見上げながらその可愛らしい唇でとんでもない言葉を零した。
「ぼく、真雪っていうんだ。
お兄さん、ぼくをひろってくれる……?」
誰かこれを、夢だと言って。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
4 / 6