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△出会いは雪の日▼1
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「着替えは、これ着てくれたらいいから。制服は掛けとくから貸しなよ」
「ありがとう、お兄さん」
……なんでこうなった。
結局、大雪の中こんなか弱そうな男の子を放っておけるわけもなく、家に連れてきてしまった。
とりあえずお風呂に入るように言って、俺はソファーへ座り、今後のことについて考え始めた。
これは、確実に面倒なことになるな……ワケありっぽいし。
真雪くん、だっけ。
なんでこんな日に、あんなところでうずくまっていたんだろう。
お風呂から上がってきたら、聞いてみようかな。
「お風呂ありがとう」
「あ、いえいえ……って、うお!?何で服着てねーんだよ!」
ぼーっと考えていると、後ろから声を掛けられて振り返ると、なぜか腰にタオルを巻いただけの真雪くんの姿があった。
「せっかく温まったのに、何考えてんだよ!」
急いで服を取りに行こうとすると、突然腕を掴まれた。
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