アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
精桜学園転校ー何やら波乱の予感?
-
キーンコーンカーンコーン……
SHRの終わりを告げるベルが鳴った
せんせーが出て行った瞬間、ガタガタッと椅子を引く音が教室に響いた
クラスの約9割ぐらいの生徒が(一部獲物を狙う肉食獣みたいなギラギラした目で)真っ直ぐ俺に向かってくる
何か早いもの勝ちみたいな感じだ
(やべェ…こえぇよ…汗)
少しビビリながらも当の本人達は止まることはない
俺の机の周りは囲まれる
(おぉう…これこそハーレム…!)
そして質問攻めが始まった
「ねぇねぇ、何部に入るの?海くん!」
「海くんカッコいいー!」
「ねぇどんなタイプが好きなの??」
「僕たちと友達になって!!」
やべェ///これこそ夢見たハーレム…!(少し怖かったけど…!)
可愛いコ達に囲まれてムフフフ…ああ、ヤバい頬の筋肉が緩みそうだ
ダメだダメだ俺はこの学園ではクールなイケメンになると決めたんだ(今)!!
ふと視線を逸らした時、大我と目が会った
すると大我は瞳を潤ませて教室へ出て行ってしまった
(……ん?大我…?何処へ行くんだ…?)
俺は何となく気になって追いかけることにした
「すまない、実は先生に呼ばれていて後でもいいか?」
さわやかな笑顔でそう言えば
「「「はいっ?」」」皆目をハートにして引き下がってくれた
俺は早々にその場を立ち去り、大我を探した
(大我どうしたんだ…?急にいなくなって…)
(聞き込みでもするか…)
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
8 / 25