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一人で仕事 2
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「やぁみらんだ君!」
「どうも」
「嬉しいな。君とまた仕事ができるなんて」
「あ、俺呼ばれてるんで」
昨日腕を掴まれたモデルに再び捕まった。まぁ、俺も暇じゃないんで、放っておく。
「みらんだ君さ、この後暇?」
「この後は自主練なんで」
「自主練?何の?」
「殺陣っす。俺兼業なんで」
「見てちゃ駄目かな?」
「見せられるものじゃないんで」
適当にかわして、さっさと戻ろうとすると、昨日と同じ様に腕を掴まれる。
「商売道具なんで、放してもらえますか」
「どうしても駄目なの?」
「あんたも俺に構ってるほど暇じゃないでしょ。さっさと放してください」
振り切って戻って、仕事に専念することにした。あいつらも居ないから自由に会話できる。
「みらんださん、このあと予定ってあります??」
「道場に行かないといけないんで」
「道場?何か武道を?」
「剣道と空手を。社会体育で薙刀と弓道も少し」
「すごーい体育会系衣装さん!」
適当に笑って、次の衣装を運ぶ。女性モデルは何かとボディタッチが多い。そこまで筋肉付いてるようには見えないと思うが…
「みらんだ君、この後、いいかな?」
「……」
「視界から消そうとするのやめようか」
「あ、いたんですか」
「この後、いいかな?」
壁際に居たからか、所謂壁ドンってやるを喰らっている。
「邪魔です」
「飲みにいかない?」
「……道場行ってからでいいですか」
あいつ等に連絡入れておくか……
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