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妄想番外編3
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…。
やばい
無理やり渡して電車乗ったはいいけど
何言えばいいかわからない!!
顔すら見れないしなぁ…
かろうじて手はつないでるけど
どうしたらいいかまっっっっったくわからない
…
…
沈黙が辛い。
いつもは絶対こんなこと思わないけど
今日だけは早く学校についてほしい
学校着いちゃえば違うクラスだし距離ができるだろうから落ち着くと思う
「ねぇ光ちゃん」
「!!?はっはい!?」
色々考えてる時に急に呼ばれたからびっくりしてへんな声でたかもしれない…
気をとりなおして、
「なに?」
「あのさ、これ今食べていい?」
「えっ、あっもちろん」
「そっか、じゃあ食べるね」
そう言うと石川は袋を開けてこっちに向けてきた
まさかいらなかったのかな、
やっぱりつきあってるとはいえ男からチョコはやだったのかな…
きっとそうだ…悪いことしたな…
きっと嫌われちゃったんだろうな…
そう思って袋を受け取ってカバンにしまおうとしたら
「え、ちょっとしまわないでよ〜」
「?だっていらないんでしょ?」
そしたら石川はふきだしながら
「違う違う!せっかくだから光ちゃんに
あ〜ん、ってして欲しかったの
OK?」
って言うから恥ずかしくてちょっと俯きながら
いいよって言ったら
「やった!じゃあさっそくおーねがい笑」
って口開けて待ってるから
袋から1つ取り出してサービスで1回そのガトーショコラにキスして、あ〜んしてあげたら
「ちょっと今の可愛すぎるよ光ちゃん
一応電車の中だからさ、2人っきりの時だけにしてね
じゃないと見た人みんな光ちゃんのこと好きになっちゃうから、お願いね」
なんて真面目な顔で言ってくるから面白くって笑
わかったよって言ったらすごく安心してた
そういう石川も可愛すぎるんだけどね♪
「味はどう?」って聞いたら
「めっちゃくちゃ美味しいよっ!
最後の味つけがよかったからかな♪」
ってさ((笑
喜んでもらえてよかったー
続きます
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