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新編5
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前回のあらすじ・・恋人に痴漢されました
バスに乗って10分くらいで学校の目の前のバス停に着いた
同じ制服を着た生徒たちがたくさん降りていく
もちろん私も石川くんとそこで降りた
手はさすがにもう離れてる
ちょっと残念ではあるけど…
でも2人仲良く並んで歩いていけたから十分かな?笑
下駄箱に着いたあたりで石川くんが
「そういえば光ちゃん、今日の4限の体育さ
光ちゃんのクラスとうちのクラス合同なんだって!」
と、満面の笑みで話しかけてくる
私もすっごくうれしいけど素直に伝えるのはちょっと恥ずかしい
だから
「へぇー、そうなんだ
知らなかったなー」
ってちょっとそっけない反応をしてみた
そしたら石川くんは残念そうに
「えっ、知らなかった…の?俺楽しみで眠れないくらいだったんだけどなぁ
光ちゃんは俺と一緒嫌なの?」
ズキっ!心が痛む…
ちょっと出来心で嘘ついただけで本当は私だって楽しみで眠れなかったし下着とかも新しいの買ったり頑張って薬局でゴム買ったりめちゃくちゃ楽しみにしてんのに…
さっきの痴漢の罰には重すぎたかな…
しゅんとなってる石川くんも素敵だけどやっぱり笑顔でいてほしい
「石川…あの実はね、ほんとは私もすっごく楽しみだったんだ
その…恥ずかしくて正直に言えなくて…
ごめんね」
するといきなり抱きしめられて耳元でささやかれた
「きっとそうなんじゃないかなって思ってた
もう、ほんとにかわいい恋人だなぁ」
私が顔を赤くして固まってると石川くんは向き直ってキスしてきた
時間が止まったように思えるくらい長い間唇を重ねてた
続く
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