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一話①
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成績優秀、人当たりも良い、家族構成、母は幼くして亡くし父と二人ぐらしだ、特にトラブルもなく普通の人生を送ってきたそんな僕は何故かヤクザとやらの事務所にいる。
「まーひーろーくーん!一体どーしてくれるのかなーー??」
「はっ…はい?」
「だーかーらぁ!テメぇの家族どこいったんだよおぉ!!!!!!!」
机が割れるんじゃないかという勢いで叩いてる
「し…しらない…」
「はぁ???はっ…てめぇふざけてんの??自分の父親に捨てられたんじゃねぇーの??」
「違う…!!」
「父さんは捨てない。母さんがいなくなってからずっと二人きりで「ごちゃごちゃうるせえよ!!!!!!大事なのは今、だろ??…てめぇの父さんがいなくなった今どーーすんだろーーね??お金」
「知りません」
「ふざけんなよ
っ!!!!!!!!!!!」
ガンッ!!!頭を思いっきり踏まれた。
地面に頭が食い込む感じにグリグリと踏んでくる。
「金ねぇならなぁ!!!」
頭を持ち上げられ耳の近くで
「臓器売るんだな」
「片目なら1万、心臓ならもっと高く売れるぞ、」
「あとはなぁ…はっ…てめぇ顔も悪くねぇからどこぞの物好きに身体を売る、とか、このご時世女が沢山いるもんだから男の方が高く売れるんだよ、しかも未成年のやつが、なぁ!!可哀想だなぁー?どうするーー?」
僕は必死に拒否した。本当に何も知らない。帰ってきたら父がいない。その父がたくさんの借金をしていたことにすら16年間一緒にいて気付かなかった。
それからたくさん殴られてたくさん蹴られた。
僕の身体はボロボロになっていた。
その時扉が開く音がした。
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