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さよなら... 7
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ここはどこ?
真っ暗だ...
あぁ僕死んだんだね
「真琴は死んでないよ」
「誰?」
そこには30代くらいで背が高い男の人がいた
「俺は真琴の父親だよ、まぁ真琴が小さい時に事故で死んだから覚えてないと思うけど、ハハッ」
言われてみれば僕と似てる
「僕の.......僕の本当の父さんっ」
「真琴、抱きしめていいかっ?」
「うんっ!」
父さん........
父さんは僕を抱きしめながら話し始めた
「...真琴、これ以上ここにいたら戻れなくなる、だからもうお別れだ」
「やだっ!もっと父さんと居たいっ!」
「ありがとうっ、けど真琴には大好きな人がいるんだろう?
その人は今真琴が目覚めるのを待ってる、
これ以上悲しませちゃだめだよっ」
「でもっ........」
「その人ならすべてを受け入れてくれるはずだ、
だから戻るんだっ」
「分かった.....」
「あの光のところに行けば目覚めるよ」
「..父さん」
「なんだ?」
「ありがとうっ、だいすきっ!ニコッ」
「あぁ、俺もだいすきだっ!ニカッ」
真琴は父さんに別れを告げ、光の所へ向かった
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