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ゆびきりげんまん 3
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「…なんで...?...あぁ、高瀬さんも僕の事いらないのか、だから僕の事叩いてっ」
ギュッ
「馬鹿っ!...真琴くんが死んだら残される俺はどうなるんだよっ...!」
「高瀬さんは僕がいなくたって大丈夫だよ」
そうだ、僕なんかいなくてもっ...!
「そうだな」
やっぱりっ...!
「けど変わったんだ、真琴くんに初めて会った時にっ」
「え?」
どうゆうこと?
「俺は初めて会った時に、あぁ、この人になら俺の全てをかけてでも守ってあげたい、って思ったんだ、だから真琴くんが死んじゃったら俺も死ぬ」
なんでっ...?
「なんで僕にそこまでしてくれるのっ?」
「決まってるじゃん、好きだからだよ、だからもう死ぬとか考えないでっ...........!」
「僕、生きてていいの?いらない子じゃないの?」
「そんなことないよっ!」
じゃあ僕、死ななくてもいいんだっ....!
「それでね、真琴くんにお願いがあるんだ」
お願い?
「なに?」
「もう二度と死のうなんて考えないでっ...!」
高瀬さんがそういうならっ...!
「分かった」
「じゃあ約束!ニコッ」
高瀬さんはそういって小指を出してきた
少し恥ずかしかったけど僕も小指を出してゆびきりをした
「もし約束破ったら俺が針千本飲むから(笑)」
「それじゃあ高瀬さん死んじゃいますっ!」
「だから俺の事死なせないでね、ニコッ」
「は、はいっ!」
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