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拒否権
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「じゃあ、俺にキスされただけで感じちゃう淫乱な和哉くんなら、これ飲めるよね?」
小瀬は、ポケットをガサガサと漁ると、何やら小さな小瓶を取り出した。
小瀬の手に持っているものなんて見たことあるはずなんてないのに、何故かどこかで見たことがあるような気がしてやまない。
「それ、は…?」
「これ?媚薬だけど」
さらっと答える小瀬と反対に、和哉は怯えた表情を浮かべる。
「そんなの…!……飲める、わけない、だろ…っ!!」
「飲めるわけない?和哉くん、君は僕のお人形さんになるためにここに来たんだろう?君に拒否権なんてないことは君が一番よく知ってるはずだけど」
小瀬は口許に微笑を浮かべながら和哉の左頬を撫ぜる。
……そうだ。
俺に拒否権なんてない。
何故なら俺はーー
「…っ」
震える手で媚薬を受け取ると、無理矢理喉に流し込む。
「よし、いい子だ」
ーーー俺は、小瀬の性奴隷なのだから。
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