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囚われの身
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ゴクリ、と静かに小瀬の喉仏が上下する。
すると、何の前触れもなく小瀬が和哉の尿道からアイスピックを抜いた。
「…んっ、ぁああぁあぁッ…!!」
いきなりアイスピックを抜かれたことで、アイスピックによって抑え込まれていた精液が一気に放出する。
「……ん、はっ、…ふぁ…………っえ、ちょ、っと…!」
いきなり視界が反転する。
視界が暗くなったと同時に、唇に生暖かいものが触れる。
…小瀬が俺の唇に口つけたのだ。
「……ったくもう…煽らないでよ」
「…あ、煽ってなんかねえよ!……さっきはお前が言えって言ったんだろうが…っ」
「………そういうのを煽るって言うんだよ」
「だから煽ってなんか…ぁッ…!!」
小瀬は、ゆっくり俺のものに手をかけると、いきなり舌を這わせ始めた。
「なに、やって…んっ……!!」
「なにやってるって、見れば分かると思うけど?」
小瀬が話す度に俺のものに暖かい息がかかってそれがまた新たな快感を生む。
「……んっ、咥えながら、話すな…ぁっ…んん…!」
小瀬は再び俺のものに口つけると、今度は裏筋を中心的に攻めてくる。
貪るような激しいフェラに反応して腰が揺れ、口から漏れる喘ぎ声も止まらない。
段々と絶頂が近づいているのが分かる。
「……ぁッ…ふ、ぁあんん!…っ、やめっ…イっちゃっ……小瀬、口離し…ッ………あぁああっああ…!!」
小瀬は自らの口許を舌でペロリと舐めると、そのまま俺の精液を音を立てて飲み込んだ。
当たり前のように平然と俺の精液を飲み込む小瀬にぎょっとする。
「……え、お前、なに飲み込んで…!」
「和哉くんの精液だからね。美味しかったよ、ごちそうさま。いっぱい出したね」
「ごちそうさまって……んっ、」
そう言うと、小瀬の手が俺の白い腹に触れる。
イった後で感じやすくなっていた俺の身体は面白いほどに反応する。
「……ぁッ…やめ、て……お願いだから…小瀬、もう終わりに、…して…」
すると、途端に小瀬の目の色が変わった。
いきなり変わった小瀬の雰囲気に違和感を覚え、自然と身体が強張る。
「……終わりにする?何で、そんなこと言うの?和哉くんは自ら望んで俺の元に犯されにきたんじゃなかったの?ねえ、そうでしょう?」
狂気じみたその眼差しに和哉は生唾を呑み込む。
「…そ、そうだけど……でも…」
「でもなに?それとも、和哉くんは自分の責任をぜーんぶ涼真くんに押し付けて、自分だけ楽になろうって言いたいんだ?」
「…ち、違っ!!」
だったら、と小瀬が間髪なく言葉を挟んでくる。
「和哉くんは俺の下で俺に与えられた快感に善がりながら俺だけを見ていればいいの」
小瀬は和哉の顔の傍に両手をつけると、その顔を和哉の耳元に近づける。
「……ん、はっ、…」
和哉の耳の裏を舌で舐めると、低く妖艶な声で囁いた。
「……夜は長いぜ?」
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