アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
お兄ちゃんは最強だぞ☆
-
―前回のあらすじ―
アンドリューに突然押し倒された僕を涼太兄さんが助けてくれた。のはいいのだが…
彰「涼太兄さんなんでここにいるの?」
涼「ん?」
彰「いや、ん?じゃなくて!!!」
涼「まぁまぁ、そんな細かいこと気にするなって!こうして、彰太を無事救えたわけだし!」
彰「いや、でもここ学校!どうやって忍び込んだの!?」
涼「愛しい弟の身の危険を察知したのさ…。これぞ愛のなせる技!やっぱり俺と彰太は運命の赤い糸で結ばれて「ないから」
頬を赤らめながら語る涼太の言葉に彰太が容赦なく否定の言葉をかぶせた。
ひどーいなどと講義の声を上げる涼太を無視して、彰太はアンドリューを見やる
どうやらとんだ邪魔が入ったことが気に入らなかったのか、少し不機嫌そうにこちらを見つめていた。
彰「あ、あのさ…」
ア「なに?」
僕が恐る恐る声をかけると、アンドリューは先ほどのようにフワリとした笑みを浮かべ呼びかけに応答する
彰「確かにさっきのは驚いたし、嫌だったけど…。助けてもらったし、アンドリュー優しいし、あーゆー事抜きで友達になろ?」
ア「…!!!」
涼「はぁ?」
アンドリューは少し驚いたように目を丸くした。
と、同時に涼太は間抜けな声を上げた
涼「ちょっ、彰太、お前本気か!?」
彰「なにが?」
涼「何がじゃなくて…!ソイツはお前を襲ったやつなんだぞ!危ないぞ!?」
彰「兄さんだって似たようなもんじゃないか」
涼「うっ…。そ、それは…」
涼太が言い返せずに言葉に詰まっていると、彰太がまたアンドリューの方に向き直った
彰「どぉ?友達は嫌かな?」
ア「…嫌なわけ、ないじゃないか」
アンドリューは照れているのか頬を赤らめ、目も逸らしている。
彰「じゃ、決まり♪」
涼「ちょっ、俺は認めてない!」
彰「兄さんうるさい!」
涼「ごめんなさい!!!!!!!」
アンドリューは、そのとき怒った彰太も、悪くない。と1人思ったのだった………
彰「さてと、一件落着かなー。あと兄さんは忍び込んだから死刑ね」
涼「え」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
24 / 30