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兄さん達と、僕と、彬君。
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教室は騒然としていた。そりゃそうだ。
学校の王子が2人のイケメン先輩と火花を散らしているんだ。正直、僕も今、どうしたらいいか分からない。
「あ"?テメー、なにフザケタことぬかしてんだ?おい!彰太は俺のだぞ!」
晃太兄さんが彬君を睨み付けながら、僕のことを抱き締めていい放った。
すると・・・、
「晃太、彰太がいつ君のものになったの?君こそフザケタこと言わないでよ。彰太は僕のなんだよ?紫藤君もそこ、ちゃんと理解しといてね。」
蒼汰兄さんが彬君と晃太兄さんを睨み付けながら言った。そしてニッコリと笑顔で晃太兄さんを突き飛ばし、僕を抱き締めた。
どうして、こんなことに、
騒ぐ3人に僕は怒鳴った。
「3人ともいい加減にしてよ!いつまでも、喧嘩してんなら、僕もう、3人と口、聞いてあげないよ!」
その瞬間、3人は喧嘩するのをやめて、僕に抱きつきながら、謝った。
本当にこれからどうなるのだろう?僕は大きなため息をついた。
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