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セコムが3人揃ったら
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とりあえず、4人で帰ることになったのだが、未だに空気が重い。
「な~、とりあえず涼太兄に報告?しようぜ、このこと。」
「そうだね。じゃあ、紫藤君もウチ来て。後、言っとくけど、覚悟しときなよ?」
晃太兄さんが言うと、蒼汰兄さんが彬君にそう言った。
「わかりました。確かに挨拶はしないといけませんしね。」
彬君は笑顔で言った。
家に着くと、ちょうど涼太兄さんも帰ってきて、家の前で合流した。
「ん?その人誰だ?」
涼太兄さんが聞いてきた。とりあえず、僕と晃太兄さん、蒼汰兄さんで今までのことを話した。すると・・・、
..
「そうか、そうか、彰太の友達か、俺は涼太だ!よろしく、紫藤君!」
涼太兄さんは笑顔でそう言うと、握手を求めた。晃太兄さんと蒼汰兄さんは驚いた顔をしていた。
彬君と涼太兄さんは握手をした。が、涼太兄さんは明らかに、凄い力を込めていた。彬君も一瞬驚いた顔をしたが、すぐニッコリと笑って、涼太兄さんの手に爪を食い込ませた。二人は火花を散らしていた。
「あー、やっぱりな。涼太兄キレたよ。」
晃太兄さんが言うと、
「まあ、僕達も彰太を守る訳だし、いいじゃん。」
蒼汰兄さんが言う。
もう、僕は呆れて、何も言えなかった。
結果:セコムが3人揃ったら状況悪化(^^;
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