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及岩・世界一可愛い俺の岩ちゃん
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「俺じゃだめなの?岩ちゃん。」
ここは青葉城西高校排球部の部室。
俺はこの排球部の主将(キャプテン)及川徹。
俺の隣にいるのは小さい頃からバレー仲間の岩ちゃん。岩泉一。
俺は岩ちゃんが大好き。今日は岩ちゃんに告白するんだ。
「何がだ。」
ガードの固い岩ちゃんはいつものように睨みつけ攻撃をしてくる。
怒った岩ちゃんも可愛い(*´∀`*)ダメージを喰らわない俺。
男を好きになる俺は馬鹿なのだろうか。いや、男が好きというよりは、岩ちゃんが好きだ。女の子の落とし方ならいくらでもわかる。でも、岩ちゃんの落とし方はわからない。
「だから…俺じゃだめなの?岩ちゃん。」
なんて言えば岩ちゃんは喜んでくれるのだろうか。振り向いてくれるのだろうか。
なんて言えば俺の気持ちをちゃんと伝えられるんだろうか。
「なんの話だくそ川。」
話が読めないとでもいうかのように俺の方なんて見向きもせずに着替えをはじめる岩ちゃん。
部室にはもう誰もいない。2人だけだ。
筋肉のついた背中に俺はドキドキする。
「俺さ、岩ちゃん。」
「なんだよ。」
岩ちゃんは俺を見てくれない、俺は少しイライラした。
岩ちゃんの事が好き過ぎておかしくなりそうだ。いや、もうおかしいかも。
「ちょっ!?何すんだよ及川っ!」
俺は岩ちゃんの体に背中から抱きつく。理性が飛びそうになる。
「おい、及川。」
岩ちゃんの声が前から聞こえる。ドキドキする。理性を保つ余裕なんて無くなる。
俺は岩ちゃんの可愛い耳にキスを落として痛くない程度に噛み付いた。
「なぁ及川。ちょっ!!…まっ…ひゃっ。」
噛み付くと岩ちゃんが少し高めの声をあげた。
「え?岩ちゃん?」
「くそ川てめぇっ!」
岩ちゃんは俺の腹に肘を入れる。
「うぐっ!?」
「…はぁっ…ったく…。」
ひどい岩ちゃん。あ、ちょっと待って。及川さん、ズボンがきついよ。俺の息子は元気です。
岩ちゃんの顔は真っ赤だ。いつもは見ることの出来ない照れてる岩ちゃん。
俺は今、それを独り占めしている。それだけで嬉しい。
「岩ちゃん。顔、上げて?」
「なんだよ。くそ川…っ!」
岩ちゃんが顔をあげた瞬間、俺は岩ちゃんの口にキスを落とした。
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