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笑顔は全てを丸く収め……ない
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学校の近くに来るころには食パンも、ハプニングもなくて…(決して残念だとか思ってないからな!)
「うさみんはどないしたん?」
会うなり圭太の事を聞いてきた浩介に、思わずため息がこぼれた。
「おはようの前に圭太の事聞くってどうよ」
「んな事ゆうたっていつも一緒やん」
まぁ確かに、俺もいつもの合流地点に圭太の姿を探してしまったけど…
そこからこそこそと圭太の気配を探しつつ、隠れるようにしてここまで来たわけで…
「さぁ知らね
でも女子の群れがないところを見るともう入ってんじゃないの?」
「あ、ほんまや
どおりで今日は静かなんやな」
「あとお前らが遅刻だというのも静かな要因なんじゃないか?」
「あぁそうだ、遅刻……ギャッ!せ、センセー……
お、おはようございます!」
「おはようさん」
いつの間に…門も3分の1しか開いてない!ここは笑顔で乗り切……
「はいおはよう
椿、工藤、遅刻っと……」
やっぱ無理か…
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