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とりあえず口をゆすぎたくてトイレに向かう。
度が過ぎるよホントまったく…
でも一応消灯時間までそんなに時間無いんだよな……
どっかの部屋でかくまって貰おうかな…
「う゛ぇぇえええ゛気持ち悪」
何度も何度も口をゆすぐ。
誰も舌入れろなんて言ってないだろ
しかも……勃ってたし
あ゛―最悪
どこに勃つ要素があったんだよ
それにエロい顔ってなんだよ。それは浩介だろ。あんな妖艶な男そうおらんぞ!
つか俺も俺だ!!
どうしてキスされて圭太の顔が浮かぶんだバカヤロー!
洗面台のふちに手をかけてうなだれる。
圭太に助けを求めて、圭太のキスと比べて……
比べる基準が圭太しかないからかもしれないけど、なんかいろいろ負けたっていうか…全部終わった気分。
「…………」
「……………ぅわっ!」
動くのもおっくうでしゃがみこんでいたらいつのまにか圭太が入り口に立っていた。
「だ、黙ってないでなんか声かけろよ」
「…どうかしたのか?」
仮面をかぶった圭太の顔を見てたらなんかいろいろムカムカしてきた。
こちょこちょに抵抗できなかったのだって、比べてしまったのだって、キスされたのだって全部圭太のせいだ!
「……………やっぱりお前が全部悪いんだー!!」
完全に八つ当たりだけど、そうせずにはいられなかった。
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