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声
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とりあえず部屋を抜け出さないとと、入り口の方にじわじわと移動したが、案の定というかなんというか部屋のど真ん中に引きずり込まれた。そして足を開いた体育座りみたいな恰好で座る圭太の足の間に向かい合うように座らされた。
脚で挟まれてるっていうのが正しいのかな?なに?脚の長さ自慢でもしたいの?そうなの?
「あのぉ…いったいこれは……」
「疲れたんだろう?座らせてやってるんだ
ありがたく思え」
いやいやいや…
男としてもこの状態はいただけない。せめて隣に…
「わ、わかった
もう逃げるのは諦めるから普通に座らせてくれ」
「ダメ」
回された腕がギュゥッと抱きしめてきた。
なんなの?!この微妙に甘い空気!怖いよ怖い。
「で?何を泣いていた?」
その優しい声に泣きそうだよ!怖くて!
「…なんでもない」
「何でもないわけないだろう」
止めてくれ…耳元でそんな声出すな
声がいいってほんと卑怯だと思う。
この状況でどうしてあの日を思い出さないといけないんだよ!
嫌なはずなのに…
気持ちよかっ…た…
待て待て待て待て!!違う!そうじゃなくて。だから思い出して勃ちかけてるとか違うくて
それを隠すために上着伸ばしてるわけじゃなくて
えっと…だから……
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