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ハロウィンです
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Happy HalloweenΨ(o゚∀゚o)Ψ
PANDAです。乱入です。アハッ
ハロウィンという事で、一旦話を脱線させます(笑)
嫌な方は飛ばしてお読みください。
2人はすでに付き合っている設定です。
怜司は困惑していた。その原因はもちろん恋人である圭太。
「Trick or Treat」
「だから菓子ならさっきあげただろ」
なぜかさっきからえらく発音のいいトリックアオトリートを何度も聞かされている。
そもそもの始まりは圭太の家のソファーでゴロゴロしながらテレビを見ていた時だった。
ソファーの下に座っていた圭太にその催促をされ、一度目はカバンの中に常備していたチョコをあげた。
最初はそれだけだと不服なのかとも思って、残っていたチョコ全部渡したのに、催促は止まらない。
そもそもイベント事はあまり興味のない圭太のしつこいほどの催促に怜司の頭にはポンポンポンポンッと疑問符が、大量に浮かんでいた。
「もっとうまいもんがあるじゃねぇか」
圭太はニッと笑って怜司の上にのしかかる。
「早くくれなきゃ悪戯すんぞ?」
「ちょっ…もうなんもねぇよ!」
「あるだろ
真っ赤に熟した甘いご馳走が」
ペロリと舌なめずりをした圭太の目が妖しく光る。怜司は圭太の言いたいことを必死に考えるが、そんなものはない。
「な、ないもんは仕方ねぇだろ!」
「そっか…くれねぇのか…
なら悪戯するしかねぇな」
シュンとした後、すぐにニヤリとして、ガブリと喉元に噛みついてきた。
「いっ!ま、まてって!明日用事あるからヤダ」
このままだと流されてまた最後までされかねないと瞬時に悟って抵抗を試みる怜司だったが、赤子の手をひねるように簡単に両手を掴まれソファーに押し付けられた。
「用事なかったらよかったのか?」
「………………俺がどうして今日圭太の家でゴロゴロしてるのか分かってて言ってんのか?」
ジッと覆いかぶさってきた圭太を睨み付けるが、まったく効果はないようだ。
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