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大失態を振り返る
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どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう……
時間が経てば経つほど昨日から朝にかけての失態が鮮明に思い返される。
頭パンクして泣いて寝落ちして何故か抱き付いて寝てた。
しかも夢にまで圭太が出てきてキスして強請って気持ちよくなって…
俺はあほか!
恥ずかしさが限界までくると落ち込むんだな俺…
そんなこと知りたくなかったわ
「……ちゃん…レーちゃん!」
「ひゃい!」
「…なんやのその返事
まぁええわ
どないする?雨降ってきてるみたいやし、このまま部屋でゆっくりするか?
長谷達なら他の部屋に乱入して遊ぶみたいやし、朝の話の続きでもするか?」
浩介の言葉に辺りを見渡せば、いつの間にか自分たちの部屋の中にいて、静かな雨の音が窓の外から聞こえる。
「あれ?FSは?
あの時計狂ってねぇか?
まだ午前中のはず…」
短針はほぼ三を指していた。時差ボケ?夢?
「やっぱり…心ここにあらずやったもんね
それでよう問題解けたわホント
覚えとる?カレーに水入れようとしたり、箸でカレー食べようとしたり、スプーンコップに突っ込んで水飲もうとしたり…」
………そんなことしてたのか俺…
「そのくせ課題は普通に解くし…
今日は一回習った範囲やとはいえ、最後の方なんて徹先輩に全く教えてもらわないで解いてたんやで?
普段バカやのに、そーゆー時は解けるんやな」
一言余計だよ
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