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心地いい手
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「……もう少しだけ我慢してくれ
とりあえず移動しよう」
グスグスと泣く俺を引きもしないで抱きかかえた。
それさえも身体は素直に反応する。
「んッ……」
恥ずかしくてイケなくて苦しくて、先輩の顔が近くにあって戸惑っていると顔にタオルを掛けられた。
「大丈夫だ
もう大丈夫だから」
揺られながら、何度も何度も大丈夫だと安心させるような声が優しく耳に届く。
再び横向きに寝かされると、そのまま声と同じように優しい手つきで、でもしっかりと快感を拾い集めてやっと熱が身体から出ていった。
何度も何度も……
出なくなったころにやっと熱が収まってきた。そして睡魔が襲ってきた。
「寝ても大丈夫だよ」
「す、みま…せん…」
「大丈夫だから
今は休め。何も心配しなくていい」
頭を撫でられて、それがひどく心地よくて俺は睡魔に身をゆだねた。
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