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大切な…
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「どМなの?」
はぁ?!
「なんでそうなんだよ!」
思わず服を掴んだままグーパンした。
「いや…今までだって修羅場に巻き込まれ、リンチされて、今回はレイプまでされたんだぞ
それなのにまだ俺の身の回りの事考えて…」
うわぁ…
言葉にすれば確かにそうかも…
じゃなくて!!!!
「言っただろうが幼馴染みだって。
それにほぼ逆恨みだし、いつもギリギリで圭太が助けてくれた。
だから圭太が気にする必要はない。」
「……お前にとっての幼馴染みって…俺って何なの?
幼馴染みだからって俺を拒むくせにどうして俺を受け入れるんだよ」
伸ばしていた手をそっと握られた。
幼馴染みは幼馴染みだろうが
それに…それ以上に…俺は……
「……家族?
母さんもねぇちゃんも圭太の事大好きだし、よく家に来るし…」
大事な………
「…お前はどうなんだよ」
「なにが?」
「俺の事…好き?」
ビクッ────
その声は卑怯だ。鼓膜を通して全身に甘く低く響くから。否定したくなくなるじゃないか…
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