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安心できる場所
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「なにしてんの?襲うよ?」
「襲うな!」
自分でもどうかしてると思う
けど…
「言ってることとやってることが違うぞ?」
「これはなぁ!お前の動きを封じてんだバーカ
これで顔見えないだろ!」
「…………」
「…………怖かった…
気持ち悪いし、痛くてたまんなかった
なんで来なかったんだよ…」
ここはすごく安心する
目元が熱くなって、それを知られたくなくてさらに顔をうずめると鼻いっぱいに圭太の匂いがした。
温かくていつもの俺の好きな香水がふわりと香ってる。
ギュッと抱きしめられて髪を梳くようにして頭を撫でられる。
その手つきはとても優しくて、労わるようで、まるでごめんって謝ってるみたい。
「……あのぉ…
課題持ってきたし、そろそろ勉強するで~」
「ぁぎゃぁぁぁぁああああああ!!!!!」
「い゛ッ!!」
ほわほわとした空気にまどろんでいたところに突然浩介の声が聞こえて、思わず圭太を突き蹴飛ばした。
「な、な、な、イ゛ッ……!」
びっくりして後ずさりしようとしてケツが悲鳴を上げた。
浩介は圭太のすぐ後ろにいたようで、突き蹴飛ばされた圭太を避けて気の毒そうに見降ろしていた。
ごめん…手足両方でてしまった……
「ええ感じのとこ悪いんやけど、これ終わらしてからにしてや」
穴を掘って入りたい!!!今すぐ!!!
近くにあった座布団で顔を隠した。
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