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攻防
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うぎゃぁぁぁぁああああああ!!!
「変な言い方するなよ!」
「そうだぞ工藤
正しくは怜司から抱き付いて来たんだ」
「事実でもいうんじゃねぇよ!!」
「ついでに言うと怜司が俺を押し倒して、胸元にすり寄ってきたんだ」
「ッざけんなぁ!!
しれっと嘘ついてんじゃねぇよ!
押し倒してはない!すり寄ってもないからな!!!」
枕で攻撃する。一個しかないから投げ飛ばせないけど…
この距離なら持って振り回すだけで十分…あ……
「……少々おいたが過ぎんじゃないか?れいじ?」
ペンを置いた圭太が俺にににっこりと笑いかけた。
大変だ!
武器(枕)を取られた。
大魔王様が枕片手にゆらりと立ち上がった。
それだけで俺を震えさせるには十分な迫力。
「ご、ご、ご、ご………」
俺の真横に座ってきて、あわあわと怯える俺をん?っと笑顔で覗き込んできた。
「ご、ごめブフッ……ン~~!」
俺が叩きつけた枕で俺の顔を押さえつけてきた。
その勢いで畳の上に仰向けに寝転がる。敷いた座布団のせいで微妙に背中が反り返って余計身動きが取れない。
い、息が……!!
「バカ猿が俺に反抗するなんて100年早いんだよ」
「ふンぐぐぐぅ~~~!!」(バカ猿言うな~~!!)
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