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デートコース?普通の遊びコースだろ?
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翌日、遊びに来たいと急に連絡してきた浩介を家に招き入れた。
のはよかったのだが、水族館で最後に買ったキーホルダーが見つかり、昨日の事を問い詰められた。
「で?デートしてなんもなしで帰ってきたん?」
「デート?」
「デートやん!二人で映画行って水族館行って…
めっちゃベタなデートコースやん!
ほんであんまりにも長い事水族館いたから晩飯も食べて帰ったんやろ?」
信じられない!といった様子で身を乗り出してきて思わず仰け反った。
「うん
普通だろ?友達と遊びに行って晩飯まで食べて帰るなんてざらじゃねぇか
浩介だって一緒に晩飯食べて帰ることもあったし」
映画なんてよく行くし、一緒にスーパーに買い物行って圭太の家でご飯作らされたこともあるし…
あ…力尽きて床に伏せてしまった……
「おーい大丈夫かぁ?」
「あんなぁ…
普通の友達同士ならまだしも、うさみんははっきりと好きやって言って、レーちゃんもうさみんのこと好きなんやろ?」
「……あのなぁビブラートに包むっていう事を…」
「それを言うならオブラートや!
ってそんなこんとしたいんちゃう!」
見事なのりツッコミ…
さすがエセ関西人
「まぁまぁ…
俺も思うところがあってこのままがいいって結論に至ったんだ
これ以上なにも変わらねぇよ」
「なんでや!好き同士が!しかも両片想いで相手の気持が分かってないわけでもないのに!なんで!?」
なんで浩介がそんな悲しそうな顔してんだよ…
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