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お節介(?)浩介くん出動
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「この状況!うさみん告白しっぱなしやん」
レーちゃんには俺らの問題だからって言われたけど、やっぱ気になる
うさみんはどう思ってるんや?
聞くくらいバチは当たらんやろ
「しっぱなしじゃねぇ
幼馴染みだって一応フラれてんだよ」
あ…地雷やったか…キッと睨まれてしまった。
「いいんだよ今はこれで
意識さえされてなかったことを思えば今はいくらかマシだ
それに…
いちいち顔赤くするのを見るのも一つの楽しみだしな」
一瞬表情が暗なったと思ったら、ニッと口角をあげるうさみんはこっちが楽しくなるくらいいたずらな笑みを浮かべていた。
「ま…ええけど…
余裕ぶっこいて胡坐かいとったら横から掻っ攫われるで?」
「……………」
あらら…
二発目の地雷を踏んでしまったみたいや
まっすぐ本に視線を向けたままなんのリアクションもしてくれへん
まぁこれ以上は仕方がないんかな…
でも…やっぱりレーちゃんの気持ちはわからん。何が駄目なん?
レーちゃんの言う大切ってなんや?
それは付き合うことよりも大事なもんなんか?
好きなもん同士が好きあうことの何が駄目なんや?
多分僕が思ってる以上にうさみんに大切にされてるはずやのに…
それを分かってないんか?わかってて知らないふりしてんのか?
レーちゃんもレーちゃんやけど、うさみんもよくやるよ
好きな人が目の前にいるのに少しも手を出さんのやから
いや、出したことはあるか
「浩介~遅くなったけどコーヒーでよかったか?」
「…おぉ、ありがとうさん」
金的して逃げたって話やったっけ?
あれは双方ともに気の毒やったな
割合で言えばうさみんの方がちょい上やけど
ま、えっか
これ以上僕があれこれ考えてもしゃーないわな
お互い好きなんは事実やさかい、後はそれこそ二人の問題と時間の問題やな………
いや、最後にハッパかけたろかな?
見ててこっちがヤキモキするさかい
浩介 Side END
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