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優しい場所
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ベッドに投げられると、圭太もベッドに乗り込んできた。
「ちょっ!!ちょっと!何考えてんだよ!」
「何顔赤くしてんだ
えっち」
~~~~~!!!!
何がえっちだ!真顔で言うな!余計恥ずかしいわ!
「はいはい。そんな顔すんな」
優しい顔でいつかみたいにギュッと抱きしめられた。
でもその時とは違って布団からも香水の…圭太の匂いがする…
「そばにいるからゆっくり寝ろ
あとで起こしてやるから」
………………そりゃバレるか
あぁあ…なんで倒れたりなんかしちまったんだろ…
「……1人で寝れる…」
「寝れなかったから今日倒れたんだろうが
好きな香水の匂いがあればまだマシかもしれねぇだろ
それでもダメだったら俺がすぐに起こしてやる」
せめてもの抵抗は無駄に終わってしまった。
頭を撫でられていたら、ふわっとシップ独特のにおいがした。
「圭太……ごめんな…手…」
「悪いと思うならちゃんと寝ろ」
あぁダメだ…結局圭太に助けられてる
“うさみんははっきりレーちゃんの事好きって言って…”
“どこかで線引きを…”
また浩介の言葉が頭をループする。せっかく距離を探ろうとしてたのに、これじゃダメじゃねぇか…
抱きしめられた圭太の手を振りほどけない。
ほどく気にもなれないなんて…
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