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『先生、先生の家には行けませんが…俺の家に来るのは大丈夫ですよね?』
「お前の家? それは無理だろ、親に会ったら何で?ってなるだろ」
『いえ、なりません。親は明日の昼までいないそうなので』
「いやいやいやっ 無理だって。急に帰ってきたらどうすんの?はち合わせたらなんて言い訳すんの?」
『大丈夫ですよ。父は仕事で出張中ですし、母は祖母の家に泊まるみたいで、帰って来るには新幹線に乗らないといけないので明日の昼に着く便しかありません』
「でも…」
『先生…俺、一緒にいたいんです。ダメですか?』
「いや…その…行きたいけど」
『お願い先生…』
先生を真っ直ぐに見つめてお願いと言って、腕を引いてキスをした。
触れる様なキスから徐々に先生の唇の隙間から舌を滑り込ませ、先生の舌を絡め取る。
何度も角度を変えてキスをして、唇を離してから『先生、家に来てよ…お願い』
そう言ったら、随分と葛藤があったのかしばらく唸って頭を抱えて、でも最後は決心したかのように俺を真っ直ぐに見つめて先生は小さな声で
「わかった…」
そう呟いた。
それから先生はお姉さんに今日は帰りが遅くなるとメールをして、携帯の電源を落切った。
一緒に並んで帰る事は出来ない為、俺は先に家に行っている事を伝え、先生も少し買い物をしてから家に向かうと言って、俺達は別々に学校から出た。
俺は家に帰ると直ぐさまシャワーを浴びて、ソワソワと先生がいつ来るかと待っていて、何度か母に連絡をして本当に今日は帰って来ないのか確認したりした。
母にはそんなに確認するのは何でかと怪しまれたが、ご飯の事や、やっておいて欲しい事は無いかと、たまにはゆっくりしてきたらいいなんて言って確実に明日の昼までは帰って来させない様に手を打った。
今か今かと先生の到着を待って、自室に行ってベッドを何度も整え、玄関、リビング、自室を何度も行ったり来たりを繰り返し、家に帰って来てから1時間半が経った頃、家のインターフォンが鳴る
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