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「イチ…落ち着け、親御さんが部屋に入って来ちゃったらこの光景はマズいぞ?」
『何ビビってるんですか? 心配しなくても来ませんよ』
「いやいや、わからないだろ? ほら、除けろ」
『先生…貴方が悪いんですよ』
「何で俺が悪いんだよ」
『俺は会えないと寂しいし…逢いたくなるから連絡もしないで我慢してたのに』
イチがかぶりつく様に唇を重ね、俺の舌をイチの舌が絡めとる。
イチの舌がいつもより熱く感じるのは、少し熱があるからだろうか。
逃げても絡め取られてしまう舌…
激しさに頭がフワフワとしてくる…
「ふ…ん…ンン…」
「何て顔してるんです?」
「ふ…え…?」
「そんな無防備に惚けた顔して、そんなだからそれにつけ込んじゃうんですよ」
「な…に…?何言ってるかわかんな…い」
少し酸欠気味なのか、頭がフワフワして思考がハッキリしない。
しかし、だんだんと頭もハッキリしてきて、我に返る。
「貴方が…寂しく無いなんて言うから悪いんですよ…」
「ちょっ…待て…マズいって…」
「ねぇ…先生…ここでこんな事してると思い出しちゃいますね…」
俺はいつかのこの部屋での情事を思い出し顔が熱くなる。
「バッ…カ…何言ってんだよ、除けろって…」
「顔…紅くして可愛いですね」
イチはスーツの中に手を忍ばせシャツの上から指でスリスリと胸の突起を触られる。
そんな事をされると嫌でも身体は反応してしまう。
「ダメだって…こらっ…ヤメロっ」
「そうですね…今日はこれ以上しません。だからソレ…後で自分で何とかしてくださいね?」
「は? ソレ…?」
「えぇ、起ってますよソレ」
ピンッと股間を指で弾かれて、俺は更に顔から火が出そうなくらい熱くなった。
「馬鹿野郎っ」
俺は思いきりイチを押し退けてベッドから降り、鞄からプリントを出し、机に置いた。
「それだけ元気ならもう心配いらないなっ、プリント読んどけよ、じゃぁなっ」
「先生、風邪うつらなければいいですね」
「う…うるさいっ」
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