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心臓に手を当ててみると、ちゃんと心臓は動いているから死んではいない。
意識の無い先生を抱え、バスルームで後処理をする。
湯船に入れると先生の目がうっすらと開いた
「…俺…寝て…たか…?」
『寝てたと言うか、意識が飛んだと言うか…』
「あー…」
『無理させちゃいましたね、すいません』
「謝るくらいなら加減を覚えろ」
『覚える気は無いんですけど、謝ります』
「………あぁ…そぅ……」
『声、かすれちゃってますね』
「声も酷いけど、体中痛い特に腰と内臓が痛い」
『痛み止めありますよ?後でのみますか?』
「準備いいな…」
『えぇ、必要になるんじゃないかと思って持ってきてたので』
「へぇ…こうなる事を予測してたのか…」
『はい』
「お前さ、少しは加減してくれよ…俺、もうじき30よ?オッサンの体力考えろって」
『考慮します』
先生は俺の顔をチラッと見て溜息をついた。
「上がる、立てねぇから肩貸せよ」
『ベッドまで抱いて行きましょうか?』
「いや、肩でいい」
バスルームから出て、先生をバスタオルに包み抱き上げた。
「だから…肩でいいって」
『いえ、歩くの辛いでしょう?』
先生は眉間に皺を寄せながらも、しぶしぶ大人しく抱えられたままベッドへ運ばれる。
先生をベッドにおろし、冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出して痛み止めの薬とともに先生に手渡す。
薬をのんだ先生は、流石に疲れたのか、部屋の明かりを消して瞼を閉じると直ぐに眠ってしまった。
俺も眠りについた先生を抱き寄せ瞼を閉じた。
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