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好きを見せて。7
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「どう?」
「うん、うまいよスゲェ」
「ありがと」
テーブルに並べられた様々な料理に驚きながらまた別のものに箸をつけるとこれまた美味しいものだった
料理は何れも俺好みだ―なのに…
「ところで、なんでそんなによそよそしいの?」
「よ、よそよそしくなんか…」
不意に声をかけられれば気まずさに顔を逸らす
だって――
さっきから、勃ったままで治まらない……
どうしたらいいのかわかんねぇし
「なんかあるなら話せよ」
「あー、ぅん…大丈夫だから」
「曖昧」
クスクスと笑われると余計に顔を背けた
「別に…なんもないよ」
「へぇ?」
「…なんだよ」
「当ててあげようか?」
「は?」
「啓が今…俺の顔見れない理由と、すごーくどうにかしてほしい問題」
「ねぇよ、そんなん」
心臓が、確実に動きを早めた
指摘されたのは遠回しで、もしかしたら全然関係ないことかもしれないのに…
この人に限っては関係ないことの方が嘘な気がする
「いいんだよ?トイレに駆け込んで…扱いてきても…」
「っ!!」
「それとも、我慢出来ないから俺にぐちゃぐちゃにされたい?」
頬杖をつき曇りのない微笑みを向ける臨海に強く否定する
「っ、ちが!」
「違わないでしょ…ほら、してほしかったら自分で脱いで…?」
「…鬼畜…ッ」
「知ってる」
「悪趣味だ…」
「啓にだけだよ、おいで」
女だったら誰もがその顔と声色に殺られそうな臨海の言葉に啓自身も目眩がする
言われるままソファに移動して服を脱ぐとシャツだけを残され座らせられる
「恥ずかしい?さっきより勃ってるよ」
クスクスと笑いながら啓の脚の間に割って入り見上げてくる臨海の顔を見ると啓は顔が赤くなった
「やめろよ、そういうの…」
「その顔が好きだからやめないよ」
「意味、分かんねぇ…」
「可愛いってことだよ」
「っ言わなくていい」
からかって遊ぶ臨海に拗ね始める啓は睨み付ける
「言わないと分からないだろ?」
「っ」
「ほら、話してるだけなのにこんなになっちゃって…」
「っあ!」
「どーしてほしいの?」
「は?」
先程から一歩も手を出してくる様子もなくただひたすらに啓のそれを見つめる
「どうしてほしい?」
「っ、なんでそういう…」
「じゃあ、自分でする?」
「っ!」
鬼畜の次は言葉攻めかよっ!
「最低!」
「そりゃどーも?」
「…!」
「なら俺はご飯食うか」
「は?」
「言えないんでしょう?ならご飯が冷える前に食べなきゃ」
「ちょ、待て…放置とかないだろ…」
「なら、どうする?」
「っ……」
今度は上から見下ろされる大人な臨海の瞳を直視するとゴクッと喉を鳴らす
言いたい
けど、言えない
触ってほしいし、気持ちよくなりたい
言葉が出ずに沈黙ができる
その間にテーブルに戻ってしまったら終わりだ
どうしようもできない気持ちで咄嗟に臨海の手首を掴む
「…」
「さ、……って…」
「何?聞こえない」
「っ…触って…」
「何を?」
「……お、俺の…これ…」
泣きそうになりながらも自身の主張するソレを着ているシャツの裾を掴み精一杯アピールする
「分かった」
ようやく、了承してくれ啓は安堵する
そして啓のものを手のひらで包み込む
「っあ、った、ちょ、ぃ…たいって」
「緩いのがいい?」
強すぎる痛みに苦痛をあげながらもそれすら感じてしまう
強すぎると主張すれば緩めてくれる、けれど
「あ…あぅ、や、…気持ち悪いっ…緩っぃ」
「我が儘だなぁ、ならちゃんとどうしてほしいか言って?」
「っ…き、気持ちよくして…強くしたら嫌…でも、緩くしなっ…あ、っ」
「注文が多いね」
そう言いながらも臨海は手を動かす
「あぁ!あっ…い、いい…センセっ…イッ、きそう、イ…く、」
「元気だね、啓…いいよ?イッても」
「あ、はっ!や…ああぁ!!」
耳元で囁かれると扱き始めて間もなく達する
啓は解放された欲に息を整える
「気持ち良かったの?興奮してる」
「っ!な、やだ、咥えな!あ」
「どーひた?」
呼吸を整える最中突然自身を咥えられる
手なんかより気持ちいい刺激が能を支配している
「や、しゃべっ…ダメ、あ、はぁ…」
「きもひいい?ん、」
「あ、やぁ…ぅん、ん…気持ちいっ、センセっ…気持ちいっ…あっ」
「いんらん…」
「はぁ…あっ、センセ…だめ、先舐めたらイくからっ…んあ!」
「イきたくないならそーしてあげようか」
「ひっ、あ?や、掴っ!あ、やだ」
「射精管理…軽い拷問プレイだよね、これでイかないよ?」
近くにあった紐で啓自身の根元を縛る
ソレのせいでイくにイけないもどかしい気持ちは沸き上がった
――――――――――――…
「っ…あ、センセっ、きた…んぅ…あっ頭おかしくなりそ……っ」
「なら、可愛くお願いしてみ?」
「っ…そんなの…」
「じゃあこのままだね」
「っ…ぅ、ん」
生理的な涙を流しながら、快楽でもちそうにない体はビクビクと反応する
「っ…さぃ…」
「ん?何?」
「イかせて…くだ、さぃ…」
「やだ」
「ひぁっ…なん、で」
「不合格」
「っ…イかせて…中で…挿れて中で…っ出して、下さ…」
「70点」
理性の働かない頭で啓は快楽の為に口を動かす
「っ…俺を、ぐちゃくちゃにしてセンセェので…気持ちよくして」
「ま、しようがねぇからイかせてやるよ」
不適に笑みを溢す臨海に背筋を滑るような感覚を残す
同時にソファに俯せられ後孔に指を挿れる
「あ!っつはゃ、ぁんそれ…だめ…」
「でもしないと啓の可愛いココに俺のは入らないよ?」
「いっ…ああ!っ!?」
「前立腺だね、気持ち良かった?」
「っっ!!あ!や、だ…ぁんっ!あ、や」
感じたことのない快楽に直ぐにでも意識を飛ばしそうな啓に臨海は前立腺ばかりを攻め立てる
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