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あろまとFB②
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準備も整い、さあ録画開始となって気付く。
「誰がルーレット回すよ?」
何も考えてなかったけど、これって良く見る遊び方三人以上じゃなかったけか?
せっかく買ったのに今日は使えないのか、残念。
「2人用ルールがあるからそれでいーんじゃね?確かやり方は…」
片付けようとか思っていたら、博識あろま先生は説明書も見ずに説明してくれた。
要約するとお互い向かい合わせに立って片方が手足の指定して、もう片方が色の指定して進めていくと…
何とか出来そうだな!
「いいね!それで動画撮ろうぜ!」
ナイスポーズをとりながら勢い良く言うと、あろまは真顔で「いえーい」と言っていた。
「何だよ、やりたく無さそうなその返事ー」
「いや、結果が目に見えてるなって思ってさ」
「…結果?」
「やれば分かる、見た奴らの反応も手に取るように僕ちん分かりますよー」
あろまは虚ろな目をしながらもツイスターの上に立ちいつもの般若のお面をつけていた。
何やかんや言いながらヤル気満々だな!
「よし、録画開始しますよー!」
録画のボタンを押し、自分の位置につく。
「はい!はじまりましたー!週間msspをご覧の皆さんこんにちは!今回はあろまと合同企画となっております!」
「いえーい、どうもあろまほっとでーす」
カメラに向かってピースサインをしながらあろまも自己紹介をする。もう表情は分からないが、やるとなったらやりきるヤツだ、何とかなるだろう。
この後はツイスターの簡単な説明をした後で実技にうつった。
はじめはたどたどしく行っていたゲームだったが、慣れてくるといかに相手が苦しい体勢になるかを考えながら指示を出していく事が楽しくなって、つい無茶な色や手足の指定をしてしまったりした。
お互い罵り合いながらも楽しんでいるあたり、三十路の親父とは思えないはっちゃけぷりだ。
「次は右手!」
「なら、色は青!」
そんな感じで進んでいく中でどうもお互いの距離が近づいてきて終わりが見えてきた。
「な、なあ。これって終わりかたどうだったけ?」
俺は手は左右に開き下に置いた状態で両足は上下に開いている。ゲームのボタンで言う十字キーの形に上から見たらなっているであろう状態であろまに聞いた。
背中は極限まで沿った状態で両手を下についているもんだから、視界にはあろまの顔と天井しか見えない。
「…どっちかがバランス崩すまでだった気がしたけど…よし、崩れろ。そのまま地におちろ」
比較的楽な体勢のあろまが上から見下ろしながら言ってきた。
余裕だなおい!
沿った状態の俺に覆いかぶさるように両手は下についていて、両足は何処にあるのか俺からじゃ見えなかったがあろまも辛そうだ。
てか、俺の背骨大丈夫?!もう無理なんですけど!
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