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ドキドキする理由
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そう言うとスルッ。昨日のように俺のネクタイを引きぬいた。
やば!はやくでていかないと!
慌てて後づさる一樹の腕を掴むと
「どこいくんだ?まだ話は終わってないが」
「おい!はなせ…よ!お前と話すことなんか…っ」
急に引っ張られたと思ったら気づいたら俺はあいつの腕の中に抱きしめてられていた。
ギューと俺を抱きしめる。
「な、なんだよ!急に…!」
「おとなしくしてろよ」
そう静かに言うと黙ったまま俺をギュッと抱く。
後頭部を持たれ、あいつの方に引き寄せられた。
……ドキッ……ドキッ……
なんでドキドキしてんだよ俺。てか、なんでこいつ黙ったまま何も言わねんだ。
「おい…」
「………」
「おい、はなせよ…」
「……」
「腕どけろ…はなれろ」
「なぁ、小湊。抱いてい?」
「はぁ?ダメにきま……っ…んっ」
ちゅ…
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