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どれだけの時間そうしていたのか、俺の後孔はローションとタカさんの指でとろとろにとろけていた。
つい数時間前まで誰にも開かれたことがないというのがまるで嘘のように、俺の淫猥な孔はタカさんの指を美味しそうに3本も飲み込んでいる。
「ぁんっ・・・はぁっ。た、タカさんっ・・・んんあぁっ」
タカさんに奥にある気持ちいい箇所を擦られる。
3本の指を中でバラバラに動かし、俺を翻弄する。
「ーーーんっ」
ガクガクと震える手足をかろうじて踏ん張り四つん這いの体勢をキープする。
躰が一層ビクンっと跳ね、俺はもう何度めかわからない熱を放出する。
イキすぎて、もうほとんど量もない白濁液は飛び散る元気もなく、だらだらとただだらしなく垂れ流れるだけだ。
その時点でもう、俺は限界に近かったのだけれど、欲望を放出していないタカさんがそれで許してくれるわけなんかなくて、夜が明けるまで何度も何度もその後孔に激しい抽挿を繰り返された。
途中、強すぎる快感と後孔に受ける衝撃とで何度か意識を飛ばした。
けど、タカさんはお構い無しにひたすら俺の後孔に欲をぶつけてくる。
タカさんが満足した頃には俺は喘ぎすぎて声がまともに出なくなっていた。
躰も、もう指一本も動かす気力と体力もない。
はぁはぁと、まだ息も整わない状態だが俺の体はもう本当に限界だったらしく、目を瞑り意識を手放した。
だから、俺は知らない。
その時の俺を見つめるタカさんの慈しみに満ちた眼差しを。
いとおしそうに頭を撫でている手の優しさと温もりを。
ちゅっと頬へキスをする。
名残惜しそうに俺の頭から手を退けてタカさんはシャワーを浴びるためにそっと寝室を後にした。
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