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翌日、俺が目を醒ますと時刻は16時。
寝たのが朝の6時か7時くらいだったと仮定しても半日は眠ってたことになる。
目の前にはなんだかご機嫌のタカさん。
「おっ、ゆうと、起きたかぁ~。腹減っただろ?あぁ~、でも先に体キレイにする?」
すっごいイイ笑顔で頭撫でられながら言われても、俺嬉しくない。
だってめっっっっっっっちゃ体がダルい。
てか起き上がれない。
足が産まれたての子羊のようにプルプルしてる。
なんか腰に鈍痛が・・・。
いや、腰よりもっと下のとこに腰なんかよりよっぽどひどい違和感とかなんか感じるけど、今は気付かないふりをしておきたい。
考えたくない。
認めない。
な、な、何も覚えてなんかねーぞ・・・俺は。
でも、認めたくなくても俺の体はローションと自分の精子でベトベト。
乾いてパリパリしてるとこもあって超絶気持ち悪い。
「し、シャワー貸してください」
笑顔を向けているつもりなのだが、きっと俺はうまく笑えていないだろう。
頬がピクピクしてるのを感じる。
ストレスからくる顔面痙攣かな。
あー、明日俺仕事行けるのかな。
シャンプーなんかしたら俺の腰、ぶっ壊れない?
知ってる?
シャンプーって、すっごい腰に負担かかるんだよ?
23でぎっくり腰になんかなりたくないよ。
「責任持って俺が隅々までキレイキレイするから安心してね~」
そう言うタカさんに『自分でやる』と固辞するものの俺は自分で立つこともままならず、結局タカさんにまた横抱きに抱えられ、風呂場へと連れていかれる。
本当に頼んでもないような隅々までキレイに洗浄され、俺はまたベッドへ横たえられた。
結局、その翌日も俺は起き上がれる状態にはなくて、やむなく仕事を休むはめになった。
もちろん家にも帰れず、タカさんの家で2泊3日過ごすこととなった。
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