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タカさんの話は確かに長かった。
それは洋子さんの大学の友達が、クラブで出会ったタカさんに恋をしたことから始まる。猛アタックをするも、タカさんはその子を振った。
彼女になれないなら、せめて思い出に1度抱いてと言ってきたその子に、タカさんは自分には彼女がいて本気で愛しているし裏切るようなことは出来ないときっぱり断る。
しかしその子はなおも諦めない。タカさんにその彼女を見せろと言ってきたのだ。
多分、あらかじめタカさんに特定の相手がいないことを調べていたのだろう。本当にそんな彼女がいるなら見せることができるでしょう?とすごい剣幕だったらしい。
そこでタカさんが苦肉の策で見せたのが、洋子さんの写真だった。
その子はそこでタカさんを諦めたものの、今度は洋子さんに、タカさんとのことを色々追及してきたらしい。
それを今度は洋子さんがなぜそんな事態になったのかをタカさんに問い詰める。
それで、話しの流れで俺との関係を洋子さんに話してしまい、事実確認に洋子さんがお店に乗り込んできた。
という、話だ。
「・・・洋子さんの言うとおり、俺も洋子さんも本当にタカさんに振り回されただけだったんだね」
「いや、そう言われるとぉ~・・・ははは」
「なんで、その子を抱かなかったの?抱いてあげてたらこんな面倒なことになんなかったのに」
「・・・抱きたくなかったんだよ」
「タイプじゃなかったの?まぁ、確かに、そういう感じの子なら一回抱いたら余計執着してきて大変かもだけど」
「そ~いうんじゃなくて・・・とにかく、俺は抱きたくないし、抱かないの」
「何言ってんすか。セフレめっちゃいるくせに。はぁ、俺も可愛いおっぱい柔らかい女の子とヤりたいなぁ」
「はぁ?何言っちゃってんの?ちょっと今のは聞き捨てならねぇな」
タカさんに突き飛ばされて、上に乗られる。
「痛い。何するんすか」
「ゆうと、お前いまさら女相手に使いもんになんの?」
「タカさん、さすがに俺、怒りますよ?」
「体、負担かけると思ってセーブしてたけどさ、淫乱なゆうとには俺とのセックスだけじゃ物足りなかった?」
「タカさんっ!」
殴ってやろうと思った。
けど、振り上げたこぶしはタカさんに簡単に止められる。
「本当にゆうとは冷てぇよな。俺が欲しいなら求めてこいよ。したらすぐぐちゃぐちゃに抱いてやんのに。一回も自分から求めてきたことなんかねぇもんな」
「うるさい」
「それとも、無理やりってシチュエーションのが燃えるから我慢してんの?なぁ?」
「うるさいっ。いい加減にしろよっ。どけっ、どけよっ」
無茶苦茶に体をよじる。
「どきやがれっ」
タカさん、怖いよ。
なんで?何が気にくわなかったの?
なんで怒ってんの?
「悪いのはゆうとだからね。今日は優しく出来ないと思うから。ごめんね」
タカさんは、自分のベルトを外すと俺の両手を縛りあげる。
「やっ、やだ。やめろ。タカさんやめて、怖い。やだぁ」
そして暴れる俺の足を押さえ込み、ズボンを脱がしていく。
下半身が露になる。
そして、俺のベルトを使って左足首を机の脚に固定する。
「ごめんね」
そう言うと俺の唇を奪って、タカさんはどこかへ行ってしまった。
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