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46 二人の関係
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結局、あの後お風呂場で2回ヤられることとなり、気がつくと俺はベッドの上にいた。
どうやら途中で気を失ってしまったらしい。
隣にはタカさんの気配。
その温もりに安心した俺は、また意識を手放した。
そして本格的に目が覚めた時、隣にいたはずのタカさんはいなかった。
昨日の行為で鈍く痛む腰をさすりながら、リビングへ向かう。
「タカさん?」
見渡すが、タカさんの姿はない。
「いないの?」
返事もない。
本当にタカさんはいないようだ。
どこ行ったんだろう?
とりあえず冷蔵庫からミネラルウォターを取りだし、飲む。
すると、手首に赤い痕がくっきりとついているのが目に入った。
「あ~ぁ、どーすんだコレ・・・しばらく消えねーんじゃねぇの?」
はぁっ・・・たく。
てか、体もひどいことになってんじゃねーの?
確認すべく、姿見の前で自分の体を見てみる。
「うわ。なんだこれ。わぁ~後ろもすげぇな・・・」
タカさんはいつも痕をつけたがる。
だから、抱かれた後はキスマークだらけになる・・・のにはもう、不本意ながら慣れてしまった。
けれど、今回はひどい。
いつも以上に箇所の多い赤い痕・・・。
そして何より、この噛み痕・・・。
「ここまで来るとちょっとエグいもんがあるな」
はぁ・・・とため息をつきながら、どうしたものかとまた部屋を見渡す。
携帯にメールでもあるかと見てみるが、それもない。
どうしたものか。
気づくと俺は、『はぁ・・・』とため息をつき、そこにタカさんはいないとわかっているのにまた部屋を見渡していた。
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