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ぐちゅぐちゅという音と、俺の激しい息遣いが部屋を包む。
「あっ・・・あ、あぁっ。んぅ・・・」
タカさんの執拗な後孔への愛撫に、俺の口からは絶え間なく喘ぎ啼く声が漏れる。
「タカさぁ・・・あ、ぁ・・・っん」
指が抜かれ、かわりに熱いモノが蕾にあてがわれる。
期待に、俺の体は震え悦ぶ。
「あぁぁっ・・・あ、んんーっ・・・」
ゆっくり、ゆっくりと、ぞくぞくと甘く痺れるような愉悦を伴い、良く解された後孔を刺し貫かれる。
「うぁ・・・タカさん、んっ・・・」
待ち望んでいた衝撃は、灼熱の快感となって身を焦がす。
一度放出したはずの欲望がこれ以上ないくらいに膨張し、いつ達してもおかしくないくらいに追い上げられる。
「あっ・・・あぅ、ふっ・・・はあ、んっ・・・た、かさん・・・タカさん・・・っ」
激しい抽挿を繰り返され、身も心もその淫靡な快感に酔いしれる。
熱に浮かされたように愛しい人の名を呼び、必死でしがみつく。
本来、そんな役割を持たないはずの後孔はまるで性器のように雄をくわえこみ、麻薬のように魅惑的な性感をもたらす。
腸壁が、自分の意思とは無関係に蠢き雄を求め喰らいついて離さない。
「タカさんっ・・・タカさ・・・あぅ、あぁぁっ・・・た、かさん・・・?」
視覚を遮断され、広がるのは果てしない暗闇。
先程まで、うるさいくらいに辱しめの言葉を口にしていたタカさんが珍しく無言で律動する。
この身を貫く雄は、胸の敏感な先端をなぶる指は、重くのし掛かる体は、唇を塞ぐのは・・・本当にタカさん?
他に誰がいるわけもなく、タカさんであるはずなのに、視覚を遮断されたことで不安定になった心は疑心暗鬼となり恐怖を生む。
激しく後孔を陵辱され、悦ぶ体と冷える心。
心臓に氷を突き立てられたかのように、不安が鋭く心に刺さる。
気づけば、タカさんの名前を呼びながら暴れていた。
止めどなく流れる涙。
「タカさん、タカさんっ・・・あぁぁっ、やぁ、タカさん、怖い・・・やだ・・・やぁぁぁぁーっ・・・」
眩しかった。
突如射し込む光。
照明を薄暗くした部屋は、決して明るくはないのに、暗闇に長時間慣らされた目はその光にすら敏感に反応した。
「ゆうと・・・?」
心配そうに俺を見つめ、頬を優しく包み込むタカさんの温かい掌。
タカさんだ。
「タカさんっ、タカさん・・・」
俺は、自分からタカさんの唇に夢中でキスをした。
唇を離すと、タカさんにねだる。
「タカさん・・・動いて?も、大丈夫だから」
タカさんは、また抽挿を再開した。
再び感じる悦楽に、不安に萎えかけた熱はすぐさま燃えあがる。
「あぅっ・・・んんーっ、はっ・・・んっ・・・タカさん、きもちー・・・いいっ・・・あぁぁっ」
荒々しく繰り返される律動と相反するかのように、タカさんは安心させるかのように、優しく名前を何度も呼びながら、顔中にキスをおとす。
「も、もぅ・・・んっ、だめ・・・いっちゃ・・・うぅっ、やぁぁぁぁー」
タカさんに限界が近いことを告げると、はち切れそうな欲望の根本を強く握られた。
「まだ、だめ。ゆうと、今度は一緒にいこう?」
「あっ、やっ・・・あぁぁ、んんっ・・・あぁぁっ・・・」
溶けるような、快感が身の内で暴れ狂う。
出口を失い、頭まで溶けてしまいそうなほどの愉悦。
おかしくなる・・・。
気持ちよすぎて、頭がおかしくなりそう。
「タカさんっ・・・あぁぁっ。やぁっ、んっ・・・ふぁ・・・」
一段と早くなる抽挿、ナカで感じるタカさんは熱く膨張する。
「ゆうと、愛してる」
そう言うと、激しいキスをするタカさん。
根本は解放され、タカさんの熱を後孔で感じると同時に、俺もタカさんの腹に白濁とした精を飛び散らせた。
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