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ゆう54
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海辺の近くに似たような倉庫がいくつも並んでいる。
その一つに車は止まった。
少し控えめにクラクションを鳴らせばガラガラと倉庫の扉が内から開けられ、車は吸い込まれるようにしてその中へと入っていった。
完全に車が収まると再び扉は閉まり、中は天井の薄暗い光のみに照らされる。
「さ、降りるよ」
その言葉を合図に後部座席のドアが開かれると、いつの間にやって来たのか運転してたヤツとは別のガタイのいい男に引きずり出された。
そしてまるで荷物でも運ぶかのように担がれ倉庫の奥へと進んでいく。
フッと身体が宙に浮いたと思った次の瞬間、ドスっとお世辞でもふかふかとは言えないベッドの上にケツから着地した。
ツっ…!
その衝撃が腹まで響く。
「君、急に姿を消したんだってね。撮影の準備もしてたのにブッチされたって、社長キレてたよ?」
撮影?
社長?
あの思い出したくもないダークスーツの男の顔が脳裏にチラつく。
…間違いない。
「だから今回は申し訳ないけど、ちょっと手荒くいかせてもらうねっと」
そう言うなり身体をひっくり返され、うつ伏せになった状態で両腕に手錠が嵌められた。
「そういや自殺未遂起こしたとか聞いたなぁ。これ傷でしょ?あっちゃー結構深くいったね?」
そう言いながらもするすると腕を拘束していたロープが解かれていき、隙を与えず慣れた様子で今度は手錠をベッドの柵に固定していく。
もう逃げられないと踏んだのか足はロープが解かれたまま自由になった。
そのままズボンもパンツも脱がされていく。
声を出そうにも猿ぐつわが邪魔をして、イヤイヤと首を振ることしかできない。
しかも唾液が隙間から洩れて気持ちが悪い。
逃げられないのはわかっていたが、ゆうはせめて露出してスースーする下半身を隠したくて身体を丸く縮込ませた。
するとそこにさっきゆうを担いだもう一人の男がやって来て、何かでかい注射器のような物を男に手渡す。
次にすでに用意してあったと思われる液体の入った桶を手渡し、準備が整ったとばかりにそのまま男はハンディカメラを回し始めた。
「前は汚れ系NGだったんでしょ?これもただの下準備なんだけどね、まー何が使えるかわからないし?せっかくならさ、楽しんじゃおうよ♪」
「んーッ!んー!!」
突然丸めた背中に男のザラついた舌を感じ、ゆうはその舌から逃れようと身体を捩った。
もう腹の痛さなんて問題じゃない。
あのでかい注射器が何なのか、今から何が行われようとしているのか、そんなことは想像がつく。
ゆうは必死だった。
しかし抵抗空しく軽々と腰を持ち上げられると、男に向かってケツを突き出す体勢にさせられてしまう。
そして男の無骨な手がゆうの尻たぶを撫で回す。
時折ガシッと掴まれては揉みしだかれた。
ただ気持ち悪いだけの感触に身体が硬直する。
それなのに男の指は容赦なく閉じられた内股を割って入り、ゆうの細い足を押し広げていく。
ついで内股をサワサワと撫で上げ、そのまま手を滑らせると股の間にぶら下がる玉から竿にかけてをやわやわと扱き始めた。
「んーーッ」
無駄だとはわかっていてもあまりの嫌悪感にゆうは声にならない声で抵抗し続ける。
さらにもう一方の手で後孔の周りを執拗にマッサージされ、益々身体に力が入っていくのを感じた。
気持ちが悪い…
抵抗する度に身体は段々と体力を奪われていく。
「やっぱ猿ぐつわ無い方がいいかな」
男は独り言のように呟くとゆうの後頭部に手を伸ばした。
「はっっ、はっ、、はっ…けほ、、ッ」
徐に猿ぐつわを外されゆうは肩で荒く息をする。
「んじゃ、いきますかね」
そう言って休む間もなく男はさっき渡されたぶっとい浣腸器を手に取ると、それで桶の中の液体を吸い取り、抵抗する隙も与えずその先端をゆうの緊張したままの後孔に押当てた。
「ひあっっ…!」
そしてゆっくりと少しずつ液体を中に押し出していく。
「んあぁああーーーーッ」
ゆうの悲鳴が広い倉庫に響き渡った。
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