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下校
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それから、各教室で自己紹介や教科書を貰ったりして下校の時間。
本当は友喜と帰るつもりだったが、裕樹と帰りたくて断った。
やっぱ、2人でいろんな事を話したいから…
それで、今は裕樹を校門の前で待っている。
さっき何組か聞けなかったからなぁ?
ーーーーー3分後ーーーーー
「おっ!裕樹ぃ!」
激しく両手で手を振ると、さすがに気づいてくれた。
「裕太、そんなに振らなくても…」
「あはは!一緒に帰ろうぜ!」
「うん。そうだね」
「ところで裕樹、何組?」
そんな他愛のない会話をしながら下校中?
裕樹は4組だそうだ。
それで、父は朝から晩まで働いてるからすれ違いばかりらしい。
あとは、昔の話とかで盛り上がった!
だけど………
「家まで付いてこなくても…」
「だって僕ん家、ここだもん。」
「へぇ?。……っえぇぇぇぇ?」
隣じゃないかぁぁぁぁ!!!
僕の家はアパートで、裕樹は隣の部屋…
どうして気づかなかったのだろう…!
「隣だったのか…!
……ハッ!隣だったら挨拶しに来いよ!」
「だって、母さんと父さんが会ったら…」
「あ、なるほど!」
それは危ない…!
絶対に避けなければ…!
「まぁ、とにかく、なんかあったら俺ん家
来いよ。」
「うん、ありがとう。バイバイ」
「ん!じゃあな!」
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