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学校
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「おはよー」
「おっ!おはよ裕太!…首どしたの?」
「こっ、これは…
痒くて掻いたら血が出ちゃって!」
危ない 危ない…
バレたらヤバイ事になるぞ…!
「あははっ、バカだなぁ?w」
「あはっ、あはは…」
よしっ!
ここは何とかくぐり抜けた!
「あっ、裕太の兄ちゃん」
「うぇっ?ホントだ」
兄ちゃんもこっちに気付き、軽く手を振ってきた。
「なんか久々だなぁ?! 話に行ってこようぜ!」
「えっ、ちょ、待ってよ友喜!」
友喜とは昔よく遊んでて、僕ん家によく遊びに来ていた。
だから、友喜は兄ちゃんとも仲がいい。
「どもっ、久しぶりだなっ!」
「うん、元気だった?」
「おう!また遊びに行くなっ♪」
「いつでもおいで。ところで…」
兄ちゃんが僕に目を移した。
朝の事があって、気まずくて先に1人で学校に来てしまったのだ。
「裕太、昼休みに職員室に来なさい」
「へっ?…なんで?」
「あははっ、裕太なんかやらかしたの?w」
「それじゃあ、そろそろ教室に戻って…」
「おう、またね!」
兄ちゃんから呼び出しをくらった…
やっぱ怒ってる…!
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