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トイレにもいない。
フロアにもいなかった…
どこ行ったんだよ…
まさか、帰った!?
そう思って俺は外に飛び出した
店の前にあった自動販売機の前に斗太がいた。
「斗太っ」
ちょっと大きな声だったから、声が響いた
斗太はゆっくり振り返って、機嫌悪そうに
「なんだよ」
そう一言しか言わなかった
「なに、何か斗太機嫌悪い? せっかく女子が誘ってくれたのに嫌だったのかよ、今日、斗太感じ悪ぃって」
そこまで言ったら、ため息つかれた。
「俺、帰るわ、鈴は残るだろ? 俺の分、金」
そう言って乱暴にお金を渡された
「なんで…」
何で俺置いて1人で帰るんだよ、斗太が帰るなら俺も帰る、そう言おうと思ったのに…
「鈴は、まだ居ればいいだろ、女子と仲良くやれよ、もしかしたら仲良くなってキスぐらいさせてもらえるかもよ? …したいんだろ? 女子とキス」
俺はカッとなって、渡されたお金を斗太に投げつけた
「なんだよっ何に苛ついて機嫌悪いのか知らねぇけど、俺に八つ当たりすんなよっバカ!!」
そう言って俺は店の中へと戻った
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