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クラスでの僕ら 3
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朝のチャイムが鳴って先生が出欠を取りに来る。
その時、
―――ガラッ
教室のドアが空いて不良グループが入ってくる。
そしてみんながまた騒ぎ出す。
僕の目線の先には、アキちゃん。今日も遅刻か。
制服を着くずして片耳ピアスをしたとても顔の整ったアキちゃんは、
遅刻をされたのが気に食わなくて小言を言っていた先生に対して
「うるせーよ」
とだけ言って、一番後の窓側の席に座った。続いて不良グループの奴らも自分の席に座った。相変わらずうるさくしながら。
…アキちゃん、すれ違ったときに目、合わせてくれなかったな。
僕はいつもアキちゃんのことを見ているのに。
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