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柊くんとお話
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「…話って?」
柊くんは僕を屋上に連れてきた。もうすぐ夏になろうとしているので屋外は少し暑い。
「んー、梶のことなんやけどなぁ」
……!ビンゴ。やっぱりアキちゃんのことだ。
「…アキちゃんがどうかしたの?」
僕がそう言うと柊くんは、ははっ、と笑って、アキちゃんか、かわええな、と茶化してきた。
「…話さないなら僕、もう帰るよ」
そう言って戻ろうとすると柊くんは僕の手を行かせまいと掴んだ。
「ヒナくんはせっかちさんやなぁ。じゃ、話そか」
正直こいつがアキちゃんの何について話すのか気になるし……ここは聞いておこう。アキちゃんのことだし。
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