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お誘い
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「アキちゃん今度の休みに遊びに行かない?デートだよデート‼︎」
学校に着いてすぐ聞いた言葉がこれなもんだからアキちゃんはすっっごく驚いている。てかもう3限目……遅刻だよアキちゃん?
「でっ……!」
顔赤い。いただきました。とても可愛いです。
「うんうんデートデート‼︎」
「教室でデートとか言うなあっ‼︎」
みんなが一斉にこっちを向く。いや、僕とアキちゃんが話していた時点でチラチラ見られてはしたけどね。
「えーいいじゃん。だって僕たち…もががっ」
アキちゃんがこれ以上は言わせんとばかりに僕の口を塞いでくる。ちょ、いくら世間体があるからって僕悲しいなぁ。マジで好きなのに。
「…………………………っ、ちょっと外行こう」
みんなの視線が痛すぎて教室にはいられないのだろう。……僕的には見せつけてやってもいいのに…そっちの方が余計なのがこないしねっ!僕にもアキちゃんにも!
…とりあえず今はアキちゃんに許しを請ってデートに誘おう。
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