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水族館デート 2
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……あぁ、しまった。
「最悪…」
こういう、デートではよくある迷子イベを発動してしまったようだ。イルカショーの為にみんなが一斉に移動したおかげでアキちゃんとはぐれてしまった、ううむ困る。
ま、こういう時に携帯っていうのはありがたいよね〜
プルルル…
「あ、もしもしアキちゃんー?」
『あ、ヒナ!?今どこにいるんだ!?』
アキちゃんが僕の心配を…愛されてますな。至福。
「僕今ね、クラゲコーナーのとこかな」
『近くだな、わかった。すぐ行く待ってろ』
アキちゃんイケメン‼︎惚れた!いつまでも待ってる!
「ねぇ、あの人…」
「誰か待ってる風じゃない?」
「でもさー」
んんん、何か嫌な予感が…
「あのー、一人ですか?もしよかったら一緒にー…」
逆ナン。面倒くさいことこの上ない。女子の2人組かー。顔は…まあまあ。スタイル…普通。普通の男だったら喜んで飛びつくんだろうなー
「ゴメンなさい、連れがいるんです。」
やんわり断ってあげた。僕だって鬼じゃない。話しかけられたぐらいで怒らないよ。
「そっか…ゴメンなさい…」
こういう素直な女の子は嫌いじゃないよ、うん、世界中の女の子がこういう子達だったらいいのに。
え?嫌なタイプの子?それは…
「ねーぇ!君可愛いね〜!高校生?お姉さんたちと一緒に回ろーよー!けって〜い‼︎」
こういう、化粧で顔面偏差値を誤魔化すような人の話を聞かない女のような子かな〜
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