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揉み消す 2
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「あ、ヒナ」
僕が起き上がってぽーっとしているとアキちゃんが声をかけてくれた。
「ん、どうしたの?」
「その…俺らが付き合ってるって…バラすのか?」
…あー……
「…アキちゃんはどっちがいい?」
僕がそう聞くとアキちゃんは少し考えて
「…まだ…周りに知ってる人も少ないし、もう少しだけ隠しておきたいかな」
「ん、わかったそうしよう」
僕もそれが妥当だと思ってた。さすがアキちゃん!
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