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火曜日の午後四時二十三分。初夏にはいり、暑くなってきた今日この頃。ついに噂を揉み消す行動を移すことに動き始めましたヒナです。
今僕の目の前にはこないだの顔面詐欺師がいます。詳しくは―…37Pかな?そちらにバックして下さい。
あ、ちなみになんでこの顔面詐欺師どもがいるかと言うと、この噂について聞かせてもらったクラスの女子に呼び出してもらいました。
「それはいいんだけどさぁ…」
何でこんなに人がいるの!?いや、人が沢山いた方がありがたいけどさ!?女子のこの情報通達の速さ何なの!?怖い!
「えーっとぉ、ヒナくん?だっけぇ?何なのぉ?何の用ー?」
…よしっ!そろそろ本題に入りませう。
「この間…少し言いすぎたかな、と思って…謝りたくて」
もちろん嘘だけど
「あー、そうなのぉ?じゃあ、仲直りの印にどっか行く?お姉さんたちが遊んだげるよぉ?」
お断りだ。誰が行くかよ。……よし、ここで
「…ヒナー」
アキちゃんの登場っ
「あれぇ?こないだの彼氏さんじゃーん」
彼氏、という単語で周りの女子がざわつく。ここまでは計画通りだ。
「彼氏…?もしかして梶原くんの彼氏ってヒナくんだったの!?」
その掛け声と共にみんなが一斉にこっちを向いてそれぞれの反応をする。
嫌だ、嘘だ、信じられない、お似合い…あ、お似合いって言ってくれた子ありがと。
そこで僕は今から嘘を言う。
「この間は梶原くんとたまたま会っただけなんだ。彼氏とか、そういうのじゃないから」
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